1.青・緑のアイテムは、クリアに全く役立たない
紅魔郷から風神録まで、東方シリーズでは得点がある数値に達すると、残機が増える(エクステンドする)システムでした。
しかし、今作『東方地霊殿』では得点による残機増加は有りません。
つまり、『東方地霊殿』の得点は、上級シューターが稼ぎプレイを競うために存在しているのです。
頑張ってNormalクリアを目指すシューターで、この事に気付いていなかった人は、青・緑のアイテムなど取る必要は無いという事を、まず記憶しましょう。
クリアの為に取る必要があるアイテムは、紫の『残機の欠片』、赤の『パワーアップアイテム大・小』、黄の『フルパワーアイテム』のみです。
かく言う自分も、プレイして数日後にやっと得点で残機が増えない事に気付きました。
特に、前作『東方風神録』が得点を稼がないと全然残機の増えないゲーム仕様だっただけに、あまりに違う『東方地霊殿』の仕様に最初は戸惑うでしょうね。
『東方風神録』は1Upアイテムで2、得点で4、残機が増えます。
『東方地霊殿』は全ての『残機の欠片』を集めると10残機が増えます。得点では0です。
2.道中ザコに落とされても、ボスに落とされてはいけない
クリアの為に取る必要があるアイテムで一番に挙げたのが、紫の『残機の欠片』。
得点で残機の増えない『東方地霊殿』で、残機を増やすことが出来るのは『残機の欠片』を5個集めた場合のみです。
残機を増やすことが出来れば、ミス出来る回数も増える。
つまり、クリアするためには残機を増やすことが絶対必要です。
それでは、『残機の欠片』とはどうすると手に入るのか?
その条件は、『ボスや中ボスをミスせずに段階を進めるor特定の硬いザコ敵をミスせずに撃破する』です。
ここで重要なのは『ミスせずに』です。
過去の東方シリーズをやっている人だと、『ボス相手に取得』というと『スペルカード取得』を連想し、スペルカード取得条件の『ミスせずに』&『ボム(霊撃)せずに』が心に浮かんでしまうかもしれません。
しかし、『スペルカード取得』と『残機の欠片取得』は別物です。
『残機の欠片』の出現条件は『ミスせずに段階を進めるor倒す』だけです。
『残機の欠片』を取得するため、もしも安定して撃破できないならば、『決め霊撃(この敵・このタイミングで霊撃を使うとあらかじめ決めておく事)』をバンバンしていきましょう。
霊撃なんて幾ら撃ったって『パワーアップアイテム』は『残機の欠片』と一緒に多少は出てきますし、仮に霊撃使い切って落とされたとしても、残機が有ればまだ続ける事が出来ます。
また、『決め霊撃』をするとスペルカードは取得出来ません。
しかし、過去作品ならばスペルカード取得ボーナスで高得点が入って残機が増えやすくなる利点もありましたが、得点で残機の増えない『東方地霊殿』では、スペルカードの取得はクリアの役には立ちません。
例えば『贖罪「旧地獄の針山」』などは、初級シューターには難しいスペルカードです。こんなのは2霊撃くらい使ってでも『決め霊撃』で乗り切って、『残機の欠片』を取得した方が得策です。
そして、見出しで書いた「道中ザコに落とされても、ボスに落とされてはいけない」の真意。
ザコ敵に落とされるのは、「残機を減らす」事になる。
しかし、ボスに落とされるのは、「残機を減らす」&「残機を増やせない」の両損になる。
例えば、ボス戦直前でパワーが1も無い。この先のボスには『決め霊撃』しなければやられる事が解っている。それなら、あえてその前のザコ敵に落とされて、出現した『パワーアップアイテム』で霊撃を撃てる状態にしてから、ボス戦に望むくらいの考えが必要になります。
ザコ敵を乗り切ってボスに落とされるくらいなら、ザコ敵に落とされてボスを乗り切ろう!
以上、Normalクリアを目指す人が『東方地霊殿』をプレイするにあたって、最低限心得ておかなければならない事でした。
『青・緑のアイテムは不用』
『ボスには落とされないよう、バンバン霊撃を撃て』
この2点を心にプレイするだけで、かなりクリアに近づくと思います。
それでは、気が向いて時間があれば、第2回でお会いしましょう。