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2009年03月14日

読み方なんて、気になさらずに♪

ああ、『淵明』の読み方なんて、全然お気になさらずに(笑)。
かれこれ10年以上使っているハンドルネームですけど、多くの人に「なんて読むんですか?」って訊かれるハンドルネームですから。
そんなハンドルネームを延々10年以上使ってる私に、むしろ問題有りですよ(笑)。
陶淵明(とうえんめい)』からとって『淵明(えんめい)』なんて、漢文の授業じゃあるまいし読めなくて当然です。

そして、極端な事言えば漢字の読みなんて大して意味のある物だと思っていないのですよ、個人的に。
例えば、漢字の本場の中国人は我々と同じ漢字を使うけど中国語の読み方をしていて、決して日本人と同じ発音で読んでる訳じゃないですし。
漢字は、その字面に意味があるもので、読み方なんて二の次ですよ。
だって、漢字は『象形文字』ですから。

ただ、ラジオで自分のメールが読まれるのを聴いていて、ふと、「あれ?メール投稿は全部読み仮名ふってあるから問題無いけど、このブログとか余所様のサイトにお邪魔した時、相変わらず読めないハンドルネームのままなんじゃね?」と思って、軽い気持ちで先日の一文を書いてみただけです(笑)。

ちなみに、ブログのタイトルも
 『欲辨已忘言』
と書いて、一応
 『弁ぜんと欲して已に言を忘る』
と書き下し文に心の中で変換して、読んで貰えたら良いなぁ、と思っていたりなんかして。
・・・読めるか!無茶にも程があるよ!

 『弁ぜんと欲して已に言を忘る』
を分かり易く言うと、
 『語ろうと思った瞬間に、言葉など忘れてしまった』
・・・ええ、ブログのタイトルとして限りなく間違っている意味になりますね(爆笑)。
まあ『語ろうと思った瞬間に、言葉など忘れてしまった』とはつまり
 『正確に語りたいが、その為の言葉は忘れてしまった様に出てこない』
    ↓
 『言葉で簡単に語って伝えられる事など、伝えたい事の一部分でしかない』
って意味が裏に隠されている訳なんですが。
どちらにしろ、文章系ブログのタイトルとして間違ってます(笑)。

そして『欲辨已忘言』こちらもまた、『陶淵明』の代表詩『飲酒』の『其の五』より拝借しています。
興味のある人は、ネットでググるなり、図書館へ調べに行くなりしてみてね。

ちなみに、約10年前に自分のハンドルネーム考える時、『淵明』以外もう一つの候補があり、それは『長吉』と言うものでした。
これは晩唐の詩人『李賀』の字『長吉(ちょうきつ)』から拝借したのですが、十中八九『ながよし』って読まれるなと思い、『淵明』を採用した訳です。
まあ、どちらにせよ普通に考えればマニアック過ぎて解り辛い事この上ないのですが(笑)。

そう言えば李賀は、最近一部で有名なある場所に深い関わりがあるんですよ。
『東方妖々夢』の最後の舞台、冥界の『白玉楼』。
これは李賀に由来する故事から生まれた冥界の地名です。
西行寺幽々子と魂魄妖夢の住む『白玉楼』の由来文章は李賀が書いた物なんですね〜。
以上、役に立たないマメ知識でした。

はい、相変わらずあっちこっちに話題がとっちらかってしまいましたが。
このブログは、陶淵明や梅尭臣みたいな渋い詩人から、李賀みたいな大分おかしな幻想的な詩人まで、幅広く好きな淵明が運営している個人的趣味を語るブログです。
それでは、また〜。
posted by 淵明 at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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