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2009年09月12日

『東方星蓮船』設定&キャラの考察と感想(ネタバレ全開)

はい、それでは設定やキャラに対する考察と感想です。


この文章はExtraまで含めて、ネタバレ全開でお送りしますよ。
嫌な人は、見ない様に!取り扱い注意。


以下、30行後からネタバレの弾幕結界。





























まずは、何と言っても『聖輦船』の行き先にビックリです!
行き先
なんと、謎の飛行物体『聖輦船』の向かう先は、『法界(ほっかい)』という『魔界』内部の封印エリア!
魔界と言えば・・・東方旧作の最終作品【東方プロジェクト第5弾『東方怪綺談』】の舞台ですよ!

霊夢・魔理沙の反応
そんな、怪綺談でプレイヤーキャラを務めた霊夢と魔理沙の反応は上の通り。いつも通りの「素っ気ない反応」と「盗賊気分」な2人です(笑)。


そして、『東方怪綺談』を知っている人がニヤリとしてしまう展開が!
魔界名物
まず、魔界と言ったら名物「へにょりレーザー」(笑)!左が星蓮船の5ボスの通常攻撃、右が怪綺談の6ボスの攻撃です。
へにょへにょと曲がるレーザー、まさにここは魔界ですよ(笑)!


そして、そして!
星蓮船ラスボス『聖 白蓮』の4枚目のスペルカードに衝撃が走る!!
大魔法1段階
【大魔法「魔神復誦」】がどう見ても怪綺談ラスボス・魔界神『神綺』様の超有名攻撃と同じ弾幕というサプライズな展開が!!!
左が白蓮のスペルカード、右が神綺の弾幕です。
スペルカード名の「魔神復誦」は、「魔界神の弾幕を復誦する」と言う事なのですかね。
大魔法2段階
残りライフでレーザー射出が開始される所まで、全く同じ!これは素晴らしいサプライズです、流石は神主!


と言う訳で、次のC77では最新作『東方星蓮船』登場キャラと旧作『東方怪綺談』の神綺様&魔界の設定をたっぷりと絡ませた各種二次創作が色々なサークルさんから出るに違いない!
いや〜、ホント楽しみで仕方がないよ!



そして、体験版の時にも書きましたが、各ボスがオリジナルの特殊攻撃を使ってくる事が、『東方星蓮船』の特徴ですね。
一応、体験版の時と同じものですが、1〜3ボスの攻撃も一挙に紹介。

1ボスの振り子
1ボス『ナズーリン』はペンデュラムを使用して弾幕を張ってくる攻撃。

小傘の傘弾
2ボス『多々良 小傘』は、クルクル回る上から見た傘の弾幕。

3ボスの雲山攻撃
3ボスで『聖輦船』の見回り役『雲居 一輪』は、雲山(妖怪の入道)を使用したゲンコツ攻撃。

4ボスの錨攻撃
4ボスにして『聖輦船』の船長『村紗 水蜜』は、舟幽霊らしく錨を使った攻撃。

5ボスの宝塔攻撃
5ボス『寅丸 星』は、封印を解く為のアイテム「毘沙門天の宝塔」を使用して、全ての攻撃・スペルカードがレーザー絡みです。

6ボスの翼状展開
6ボス『聖 白蓮』は、ラスボスらしく特殊な翼状のものを展開しての弾幕攻撃です。

ExボスのUFO攻撃
締めにExtraボス『封獣 ぬえ』の、UFOを使用した特殊攻撃。

ホント、星蓮船の弾幕は見栄えがありますよね〜。特殊攻撃のオンパレード。
というか、オリジナルの攻撃は満載だし、4ボスの『村紗 水蜜』は最後のスペカが耐久スペカだし、NormalやってるのにExtraやってる気分になりますよね、星蓮船。



で、『東方星蓮船』の根本のバックストーリーについて。
どうやら『信貴山縁起』と呼ばれる古典が、バックストーリーのようですね。
『信貴山縁起』は、信貴山朝護孫子寺のある平群町役場のページが、とても詳しくまとめてありますね。この『信貴山縁起』の第3巻「尼公ノ巻」の主人公「命蓮の姉の尼公」が、ラスボスの『聖 白蓮』という設定の模様。
つまり、『東方星蓮船』の聖地巡礼をする人は、奈良県生駒郡平群町の信貴山朝護孫子寺へGO!、ですね(笑)。
ちなみに、命蓮と姉の尼公、共に生まれは信濃と書かれています。風神録の諏訪大社に続いて、また神主的には地元の長野県繋がりのネタですね。
あと、信貴山朝護孫子寺のウィキペディアの記述を見ると、聖徳太子と毘沙門天の由来から、寺の中の各所に虎の置物がある模様。だから、5ボスが虎の妖怪『寅丸 星』なんですかね。

個人的には「信貴山・・・どこかで聞いた覚えが?」と思っていたのですが、やっと解りました。
戦国時代の松永久秀の信貴山城ですよ!反乱を起こして、織田信長に攻められて、平蜘蛛の茶器と一緒に天守閣で爆死、でお馴染みの!
いや〜、近い場所にお寺が有ったんですね〜。それは知りませんでした。



そして、キャラについて。
ラスボスの『聖 白蓮』が個人的にとても興味深いです。
『聖 白蓮』と言う名前から見え隠れするのは、中国・元末期『紅巾の乱』でお馴染みの『白蓮教』、そして、その源流たる『マニ教』。
『マニ教』は漢字で『摩尼教』と書きます。尼公・聖白蓮のテーマ曲は『感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind』。これは偶然か、神主の故意か。『摩』『尼』の両方の漢字が揃っていますね。
ちなみに、『白蓮教』『マニ教』ともに、既に滅びた宗教です(まあ、まだ一部の秘密結社として残ってるようですが、純粋な宗教としては滅んでます)。つまりは、幻想入りした宗教ですね。

そして、『七福神の宝船』と『白蓮教』というキーワードから連想されるのは、七福神の一人『布袋』様。布袋様の由来は、『釈契此』という中国の僧侶様で、この人は『弥勒菩薩』様の化身とされているのです。

『白蓮教』は、弥勒菩薩様が下生して救済してくれるという、一種の救世主信仰なのですよ。
救世主信仰と妖怪達の救世主たる『聖 白蓮』。・・・もっと色々詳しく考察出来そうな雰囲気ですね〜。まあ、時間と気分が向いたら、その内に。

あ、『マニ教』に興味が出た人は、私が最も敬愛する作家様である『陳舜臣』さんの小説『桃源郷』(集英社文庫で上下巻各700円)を、是非御一読下さい。
12世紀頃、信仰の真の在り方を求めて、中国から西アジアまでを股にかけて旅をするマニ教の人々の話です、大雑把に言うと。世界史好きの人は大喜びの内容です。


他のキャラとしては・・・。

1ボスのネズミの妖怪『ナズーリン』と2ボスの唐傘お化け『多々良 小傘』は毘沙門天関係の繋がりだったんですね。
仏教の多聞天と毘沙門天は同一の仏様なんですが、中国の道教では多聞天と毘沙門天は別物として扱っているんですよね。で、中国の多聞天は『ネズミと傘をそれぞれ手に持つ』、毘沙門天は『宝塔を持つ』姿で描かれます。

余談ですが、仏教の四天王である持国天・増長天・広目天・多聞天は、中国の道教視点で描かれる時、それぞれ手には琵琶(持国天)・宝剣(増長天)・竜(広目天)・傘(多聞天)を手に持つんですよ。『封神演義』って昔ジャンプでやっていたんですけど、序盤の強敵で『魔家四将』って4人組が居たのを知ってますかね?それぞれ、琵琶・剣・クジラみたいな巨大ロボ・傘を宝貝として使って居ましたが、アレがまさにこの四天王と同じ存在です。というか、封神されて道教の神様(持国天・増長天・広目天・多聞天)兼、仏教の仏様になるという設定です。

そして、小傘のExtraステージ出演おめでとう〜。
小傘inExtra
やっぱり、星蓮船で一番良いキャラですね〜小傘。この神主絵は、とても素晴らしい。可愛いよ、小傘。



はあ、思いつくまま書いてたら、馬鹿みたいに長い記事になった。
いい加減、書いているのも疲れてきたので、ここら辺でおしまいにします。
それでは、こんな愉快な作品を作った神主ZUNさんに感謝しつつ、さようなら〜。

・・・さて、感想も書き終えたし星蓮船は一段落。これでやっと次の作品『東方非想天則』を始められるよ〜。
posted by 淵明 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 東方関連
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