前々から、花映塚の60年周期の結界の揺らぎに伴う霊の大挙襲来については、釈然としないものを感じていたのです。
花映塚発売の2005年がリアルタイムで花映塚の舞台だとすると、60年前の1945年は第二次世界大戦終戦の年、霊が大挙襲来するのも解ります。
でも、2005年は局地的な紛争や自然災害があったとは言え、第二次世界大戦に匹敵するような大惨事でない事は明白です。
何か自分の見落としている事があるのではないかと、ものすごくモヤモヤとしたものを感じていたのです。
で。今日のついさっき唐突に閃きました。
一応、辻褄の合う解釈を。
要約すると「幻想郷は変わらないけど、外の世界は急速に変わっている」と言う事です。
「UN,World Population Prospects」より1950年頃の世界人口が約25億人、花映塚の頃の2005年の世界人口が64億人以上。WHOの2000年の世界の死亡者数は推定で5600万人、第二次世界大戦の総死亡者数が諸説あるけれども約5000万人(ただし数年間に及ぶ戦争の結果)。仮に戦争以外の原因での死亡者数が現在の人口の死亡者数に比例するとしても約2200万人。
花映塚での異変は、博麗大結界がゆるんで、外の霊が幻想郷に流れ込んできて、幻想郷担当の死神「小野塚小町」・閻魔「四季映季」の仕事が増えた事。
博麗大結界が出来た120年前は幻想郷も他の地域も、死者の数に大差が無かった。
60年前の時は、結界がゆるみ外の霊が大挙押しかけて「外では大異変が起きてるのか?」と幻想郷の事情通は思った。そして外の世界にいる我々も、歴史年表の一致から第二次世界大戦だと思った。
そして花映塚の現在、幻想郷の事情通は60年前と同じ事が起きていると思い、我々外の人間は60年前ほどの大異変は外の世界では起きていないと戸惑った。
60年経っても大きな変化のない幻想郷と、60年経って世界そのものが大きく変化してしまった外の世界。それが花映塚の認識のズレを生んでいるのではないのか。
とふと思ってみた。
自分の想像のみで明確な根拠は皆無です。
真相は神主のみ知る。
折角なので、この思いついた説を東方WiKiにでもコメントしてきてみよ。
2007年03月11日
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